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中国留学日記
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2002.7.13 (土) 第112天 曇り(泰山)
泰山(1545m)登山

泰山は衡山・蒿山・華山・恒山とともに五岳の一つに数えられ、
この五岳のなかでももっとも重要な山とされています。


今回初めて中国での一人旅を楽しみました。
泰山登山は海抜250m地点からおよそ1300mの登り、
けっこうしんどい登山でした。



(行程)

4:45起床

6:10泰山駅到着

7:00バスで泰山登山口(一天門)へ

7:18一天門

7:25紅門

7:35万仙楼(門票40元)

7:50闘母宮

8:14碧霞霊応

8:35四木鬼樹

8:57壷天閣

9:30中天門

9:55中天門登山口

10:11雲歩橋

10:18五大夫松

10:33朝陽洞

10:47対松山

11:20龍門

11:43昇仙坊

12:00南天門

13:25泰山頂上(1545m)

(昼食)

(下山)
14:24南天門

14:30昇仙坊

15:11対松山

15:24五大夫松

15:29雲歩橋

15:43中天門

(バス、15元)

16:20天外村

17:00泰山駅
天成賓館泊(50元/1泊)



4:45起床。
列車の中でパンとソーセージで朝食。
6:10に泰山駅に到着。
駅の広場に出ると地図を売る人、
宿の斡旋をする人が声を掛けてくる。
地図を買う。

宿よりもまずは帰りの列車の切符の手配だ。
切符売り場に並ぶ。
私の番が来て、
あらかじめ調べていた列車の
時刻を書いたノートを見せる。

駅員は「切符はない」とそっけない。
軟臥も硬座もないと言う。
一旦列を離れて、
時刻表を見てその他の北京行きの時刻を
三つほどノートにメモして並び直す。

これらも「切符はない」という。
途方にくれそうになったところ、
済南(ジーナン)からの切符なら取れるという。

済南は泰山のすぐ北にある都市だ。
ここは青島からの列車が通る。
その切符を買いひとまず帰りの列車のめどは立った。

外に出ると宿の斡旋のおばさんが寄ってくる。
私は20元くらいの宿はないかと言う。
おばさんはあきれた顔をしている。
結局宿は決めず泰山に登ることにする。

7:00に泰山の登り口へ行くバスに乗る。
7:20登り口の一天門へ着く。
ここから登り始め、紅門を通り
7:35万仙楼

ここで門票を買う。
ここの切符売り場は小さな窓が開いているだけで、
ガラスは赤く塗りつぶされている。
「学生票」と言って学生証を差し出すと、
学生証の中身を確認せずに学生票を売ってくれた。

中国に来て学生票が買えたのは初めて。
通常60元のところ、学生ならば40元。
改札の係員も何も言わずに通してくれた。

闘母宮を通り四槐樹で小休止(8:35)。
ソーセージとトマトを食べる。
トマトを持ってきたのは正解。
トマトがこんなにおいしいとは!!

それにしても、
ここは泰山にふさわしくない音楽を流している。
オーレ、オレオレ、、、、
それに昔ディスコではやったようなテンポの速い曲。
それに大音響。

壷天閣を通り中天門へたどり着いた(9:30)。
ここまで自動車で上がってこれる。

しばらく自動車道を歩き、中天門の登山口へ。
ここから
雲歩橋→五大夫松→朝陽洞→対松山→龍門昇仙坊
通って南天門に到着(12:00)。

途中二組の人たちと知り合いになる。
一組は広州市から来た中年の二人連れ。
途中私のカメラのシャッタを押してもらったことから話し始める。
広州に来たら寄ってくれと住所を書いた紙を渡してくれた。

もう一組は若者二人とそのガイドの若者。
ガイドの若者が時々私に「疲れない?」などと
気を使ってくれる。
彼に「今日は二人のガイドをやっているの?」と訊くと、
「いや、三人・・・あなたも入れて。」

今日は曇り空だが、汗びっしょり。
これが晴天ならばてていたかも知れない。

南天門から先はこの三人組と一緒に行動。
頂上近くで、ガイドさんが
「無料でお茶が飲める所へ案内する。」という。
ガイドさんに付いてその建物に入る。
かわいい小姐が中国茶の入れ方、飲み方を
解説しながらお茶を入れてくれる。

私たち4人がお客さん。
3種類のお茶を入れてくれた。
最初は雲霧茶。
これは日本の緑茶と同じ様だ。
飲み方は@香りをかぐ。Aお茶の色を見る。B3回で飲む。

二番目は石竹茶。
これは笹の葉のお茶だ。
最後は玉竹茶。
これはよく分からないが、
茶色い色をした竹の茎の様な感じだった。

説明してくれる小姐の笑顔がとても素敵で、
思わず雲霧茶の中缶(160元也)を買ってしまった。
先に登っていた広州人二人も
この建物に入ってきた。
別れ際、彼らと記念撮影

この店を出て泰山の頂上へ向かう。
13:25泰山(1545m)の頂上へ到着。
頂上と言っても日本の山のイメージではない。
頂上にも建物が建っていて
その庭に頂上の碑があるという感じ。

登りもずっと石段ばかりで、
土の感触が全くなく、
金比羅山にお参りしているような感じ。

ここで一応、証拠の記念撮影。
お腹がすいたのでガイドさんたち3人と昼食。
牛肉ラーメン、15元也。

頂上で長居をした。
ガイドさん達3人は南天門からロープウェイで
下山すると言うので南天門で別れる。

14:25南天門から下山開始
登ってきた道を中天門まで下る。
階段の下りは足にきつい。
足がガクガクだ。

15:45中天門到着。
だいぶ遅くなったので、
中天門からバスに乗ることにする。
約30分バスに乗って天外村へ到着(16:20)。

ここから市内バスに乗り換え
17:00に泰山駅へ。

駅前の広場で今晩の宿をどうしようか?と考えていると、
朝私に声を掛けてきたおばさんがまた声を掛けてきた。
40元なら一人部屋でシャワーは共同、
50元ならシャワー付きだという。

50元の部屋に決めておばさんに付いていく。
駅前の向こう岸の角にある古びたビルだ。
天成賓館(50元/1泊)

部屋に着いてタオルをなくしていることに気が付く。
夕食のあと近くのスーパでタオルを購入。
まだ人通りが多いので近くを散歩。
結構大きなデパートがある。
この中も覗いてみた。

歩き疲れたところで部屋に戻る。
あとは寝るだけ。
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