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中国留学日記
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2002.7.14 (日) 第113天
曇りのち晴れ(曲阜、済南)
孔子の古里

二日目は泰山の隣町:曲阜を訪れる。
この町は孔子の古里として有名。

(行程)
6:00起床

8:20泰山駅発(バス、13元)

9:55曲阜

10:10孔子古里園

11:30孔廟

12:30孔府

13:35曲阜駅(バス、14:20発、21元)

16:40済南
22:45済南発

7/15、6:35北京駅到着


6:00起床。
昨夜はエアコンの騒音と
トイレの水のちょろちょろ流れる音で
眠れなかった。
寝覚めが悪い。

7時過ぎ朝食をとりに外へ出る。
街の露店でお粥と卵焼きの朝食(2元)。
お粥のドンブリには薄いナイロン袋がかぶせてあり、
洗わなくても良いようにしている。

帰りに今日行く予定の曲阜行きのバス乗り場を確かめる。
ホテルに帰りチェックアウト。

8:20曲阜行きのバスに乗る(13元)。
9:55曲阜の汽車駅へ到着。
ここで曲阜の地図を買う。

曲阜の汽車駅でうろうろしていると、
小型ワゴン車のタクシ運転手が
1元でいいから乗れという。

えらい安いと思ったが「孔廟まで」と言って乗った。
タクシ運転手は「曲阜市内をあちこち回らないか?」と言うが、
私は「時間がないので孔廟だけを見るつもりだ」と話す。

着いたとと言うのでダクシから降りると、
入場券を買えとという。
60元。けっこう高い。

入場して中のガイドに地図のどこにいるかと尋ねると、
ここは「孔子古里園」だという。
私の行きたいと思ったところと違う。

孔廟からはだいぶ離れたところだ。
「あのタクシ運転手にやられた!!」
と思ったがあとのまつり。

タクシ運転手とこの施設とつるんで
観光客を運んできているに違いない!!
しかたがないのでこの園内を回る。

この施設は新しく観光用に作った施設らしい。
遊園地によくあるような電車に乗って
孔子の一生をパノラマで見る施設もあった。

ここを出て孔廟に行こうとバスを待っていると、
またまた、小型ワゴン車のタクシが止まり、
乗って行けという。
先客もいたのでいいかと思い孔廟まで乗る。

先客も一緒に降りるかと思ったら、降りない。
このタクシに10元請求された。
教訓:「乗る前に値段を確認すること!!」

11:30孔廟到着。
門票50元。
孔廟は孔子を祀るために建てたたてもの。
明・清時代に増築が繰り返され
現在の規模になったいう。

入場門の前にガイドがいて
案内は要らないかと声をかけてくる。
ガイドの中国語を聞くのもいい勉強だと思ったが、
なにぶん懐がさびしいのでやめた。

中で写真を撮ってもらおうと親子3人連れに声をかけた。
すると、昨日泰山で私を見かけたという。
私が下っているとき登ってきたという。
この親子の写真も撮らせてもらった。

また、母子3人連れにも会う。
この人達は新キョウウイグル自治区から来たという。
おかあさんが私を見て女の子に
「おじさんに話しかけてみなさい」といっている。
こどもが「How do you do?」と話しかけてくる。
私も「How do you do?」と答える。
英語を勉強しているという。
もう一人の男の子ははにかんで近寄ってこない。

12:30、孔廟を出て隣の孔府へ入る。
門票30元。
ここは孔子の子孫が代々住んだ邸宅だという。
孔廟も孔府も古い建物がたくさんあるが、
私にはどれも「中国の古い建物」
くらいの感慨しかわかない。

孔府を出て鼓楼門から
輪タクで曲阜の汽車駅へ行く。
14:20発済南(ジーナン)行きのバスに乗る。(21元)

16:40済南汽車駅到着。
済南の地図購入。
地図を見ると済南駅はさほど遠くないようだ。
歩いて駅まで行くことにする。

道を尋ねながら約30分で済南駅に到着。(17:35)
駅前でまず腹ごしらえ。
さっぱり味のメニューを選んでビールで飲む。(22元)

列車の出発まであと5時間もある。
駅前をうろうろしたあと、
地下街に入ると生ビールの店があったので
ここでもビールを一杯。

ビールを飲んでいると私の前に一人の若者が座る。
話しかけると山東大学の大学生だという。
バイトを探しているが見つからないので、
今晩の列車で田舎へ帰るという。

彼は小さなアルバムを持ち歩いていて、
私に見せてくれた。
女朋友の写真もあった。
彼は私に一枚写真をくれるといって、
写真の裏になにやら書いてくれた。
「To friend shixie_jian
祝:工作順利、全家幸福。
山東省・・・・XXX」

私の列車の出発時刻は22:45。
彼はもっと遅くの深夜。
結局彼は私の列車の出発までつきあってくれた。
済南の駅前で彼の写真を撮る。

帰りの切符は硬座。
これから7時間余り、
座席に座らなければならない。
明日は、午前の授業から出席するつもりだ。
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