ホーム | プロフィール | 留学準備 | お父さんの 中国留学日記 |
大学紹介 |
2002.8.7 (水) 第137天 晴れ |
古北口旅遊(司馬台長城) 昨日泊まった望楼から 司馬台長城の最高峰を目指す。 |
4:50起床 ↓ 5:15長城より日の出を見る ↓ 6:05望楼出発 ↓ 6:45吊り橋(温泉湖) ↓ 7:25東段5楼 ↓ 7:55東段7楼 ↓ 8:05東段8楼 ↓ 8:20東段9楼 ↓ 8:25東段10楼 ↓ 8:38東段11楼 ↓ 8:55東段12楼 ↓ 東段13楼 ↓ 9:20東段14楼(9:50) ↓ 10:10東段15楼 (引き返す) (公安、現れる) ↓ 10:35東段12楼 ↓ 11:05東段6楼 ↓ 11:45司馬台長城口 ↓ 12:10駐車場 ↓ (昼食、19元) 12:45司馬台長城出発 ↓ (小面包車、35元) ↓ 13:15古北口、旅店 |
昨夜は寒くて体が痛くて何度も目が覚めた。 朝方には風は収まったが、足の方が寒かった。 4:50起床。 東の空は明るくなってきている。 望楼から出て見晴らしの良いところまで出て、日の出を待つ。 5:25頃朝陽が昇ってきた。 5:45頃、私が朝食を食べていると、外から足音が聞こえ、私の居る望楼を駆け抜けていった。 金山嶺側から司馬台側へ抜けて行った。 3人ほどいたようだ。 私も6:05にはこの望楼を出発。 司馬台長城を目指す。 6:45司馬台長城入り口近くの吊り橋(温泉湖)を通る。 ここは本来有料の吊り橋だが、朝早くて管理人がおらず、だまって渡る。 司馬台長城入り口を過ぎた最初の望楼前に若者3人が休憩していた。 話しかけると今朝私のいた望楼を駆け抜けた人たちだ。 台湾から来たという。 XX大学3年生(男子学生)、そのいとこのXX大学3年生(女子学生)、それに高校1年生(男子学生)の3人連れ。 昨日の夜10時頃金山嶺長城を登り始め、夜通し歩き通してほとんど寝ていないと言う。 しばらく彼らと一緒に歩く。 女学生は疲れているようだ。 歩いていると段々と遅れてくる。 私は高校生と一緒に先に登っていく。 司馬台長城の東側には16の望楼がある。 一般の人が行けるのは12番目の望楼まで。 8:55東段12楼に到着。 「前方危険遊客止歩」の看板が掛けてある。 あとから来た若者がこれを無視して登っていく。 私も彼のあとを追って登っていった。 高校生は遅れている二人を待つと言って残った。 9:20東段14楼到着。 気持ちがいいのでここの望楼でしばらく休憩。 手前の司馬台から遙か向こうの金山嶺まで長城が白い筋となって見える。 入っては行けないはずの所にあとからあとから次々と若者が登ってくる。 女性も混じっている。 前方を見るともう最終地点の望京楼(16楼)まで登っている者もいるようだ。 前方を見ると道がますます険しくなってくる。 私はここまでずっとリュックを担いでいたが、ここにリュックを置き、私も登っていくことにした。 10:10東段15楼到着。 ここからさらに登ろうとしたが、道は一人分の幅しかなく、ますます険しくなっていく。 登るのは登れても下りがとても大変だ。 最後の登りのところ2段ほど上ったところで登るのをやめた。 男女連れの若者達もここで引き返す者が多い。 15楼から降り掛けたところ、どこから現れたのか、警官が私たちの後ろにいる。 私たち数人はこの警官にどやしつけられた。 「12楼の看板を見なかったのか?!」と言っているようだ。 警官は中国人の若者をしかりつけたあと、わたしのところにも来て、「門票を持っているか?」と尋ねる。 良かった。門票は昨日買っていた。 警官に見せる。 そのあとな何やら言ってきたが、「もう一度ゆっくり言って下さい」と言うと、外国人だと理解したらしくそれ以上言うのをやめてくれた。 本当に何を言っているのか分からなかったのだが、こんな時ちょっととぼけるのもいいかも知れない。 このあと一緒にしかられた中国人女性二人と一緒に司馬台長城を下る。 11:45司馬台長城への入り口に戻る。 ここから長城を離れて司馬台の駐車場まで歩く。 駐車場近くに司馬台長城の碑。 長城は向こうに小さく見える。 12:10司馬台駐車場。 食堂で昼食。 炒飯とビール。 冷えたビールのおいしいこと!! 私は今晩は古北口のあのおばさんの宿に泊まることに決めていたので、古北口行きの便を探す。 駐車場のおばさんが古北口へは小面包車で40元と言う。 私は30元にしてくれと言う。 間を取って35元で妥協。 12:45司馬台駐車場出発。 13:15おばさんの宿に到着。 おばさんは驚いたものの、歓迎してくれた。 宿に着くとおじさんがなにやら作っている。 何かの家のようだ。 おばさんは「家のお父さんはなかな器用でしょ」と少し誇らしげだ。 8月15日が孔子の記念日でそのとき使う物だそうだ。 老人にあげるという。 老人にあげたあとどう使うのかは分からない。 一休みしたらと隣の部屋のベッドを勧めてくれたので横になるとしばらく眠ってしまった。 5時前に目覚め散歩に出かける。 村の外れから古北口の駅まで行き、明日登る予定の臥虎山長城の登り口を確かめるためだ。 母子二人連れがいたので尋ねるとわざわざ近くまで案内してくれた。 だいたい様子が分かった。 宿への帰り、村のあちこちで会う人ごとに「ニーハオ」と挨拶をする。 たいていの人は「ニーハオ」と挨拶を返してくれる。 大きな楠(?)の近くでおじさんが話しかけてきた。 彼の息子もいる。 たばこを勧めてくれるが断る。 彼は楼房の設計師だという。 息子は16歳で高校生。 このあたりの家はみな裕福な感じだ。 どの家にも門があり、中を覗くと中庭があり奥に母屋がある。 煉瓦作りのりっぱな家が多い。 宿に帰るとおじさんが第二作目を作っていた。 おばさんに訊くと「氷箱(冷蔵庫)」だという。 これも老人にあげると言う。 どう使うのかは笑っているだけで教えてくれない。 シャワーのあと夕食にするという。 シャワーを浴びる。 このあと宿の夫婦と3人で夕食。 おじさんとビール3本を空ける。 夕方雲が出ていたが暗くなると雲も晴れたようだ。 今晩も満天の星。 明日も天気が良さそうだ。 9時半頃就寝。 |
戻る 次へ |