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中国留学日記
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2002.8.13 (火) 第143天 晴れ
家族の北京旅行(第2日)
 八達嶺長城、王府井観光
 観劇(京劇、梨園劇場)
5:50起床。
今朝は6:30長富宮飯店で待ち合わせをしていた。
起きた瞬間遅刻だと分かった。
急いで顔を洗い、服を着替え出発(6:05)。
寮を出たところでタクシを拾おうとするがこんな時に限ってなかなか拾えない。
地下鉄の西直門へ着いたときにはもう6:30を回っていた。
地下鉄に乗り建国門駅に着くと6:50。
ここから長富宮飯店は近いはずだがよく分からない。
タクシを拾い行く。
ホテルへ着くとちょうど7:00。
30分の遅刻。
家族からは相当のブーイング。

タクシに乗り徳勝門まで行き、そこで919路線:八達嶺長城行きのバスに乗る。
バス停の前には並んで乗るように柵が作ってあるが脇から入ってくる人もいる
ここでもバスの切符売りのおばさんと乗客の間で例の中国式言い争いが始まる。
バスは何台も出ており、私たちも新たに来たバスに乗る。
バス代10元/1人。オプショナルツアに比べたらべらぼうに安い。

7:30出発
このバス、ビュンビュン飛ばす。
子供達はせっかくの景色も寝てしまっていて見ていない。
8:40には八達嶺長城入り口に到着。
家族の要望で今回はロープウェイで登ることにする。
北側のロープウェイの乗り場まで歩きそこから長城へ。
ロープウェイの頂上駅から一つ望楼へ登り、少し下ってもう一つ望楼へ登る。
これだけで子供達はもう登りはいやだという。
「運動部に入っていたのにスタミナないね!」(父ちゃん)
南側に見える一番高い望楼に登ろうというお母さんの提案に子供達はしぶしぶ同意する。
長城の入り口近くの喫茶店に入り一旦休憩。
ここでの飲み物は〆て85元。
昨夜の夕食代に比べて相当高い!
元気の出たところで南側の望楼に登る。
子供達は昨日から「すごい。すごい。」の連発。
中国に来てすべてのもののスケールが大きいのに驚いているようだ。

12時過ぎ長城を降りバス停へ向かう。
帰りも919路線のバスに乗る。
12:20出発、13:40徳勝門へ帰着。
ここから地下鉄に乗り換え王府井へ。
地下街で遅い昼食。
カツ丼、肉丼風のドンブリの食事。
量は沢山あったがみなきれいに食べる。
テーブルの上もきれい。
「やはり日本人だね。」と言い合った。

昼食後王府井の街を散策。
みやげもの店も覗くが子供達は余りほしい物はないという。
しばらく歩くが、外は暑いし、足は疲れる。
夕方4時過ぎ地下鉄に乗ってホテルへ帰る。

ホテルで順番にバスにつかる。
私も久しぶりにバスにつかった。
いつものシャワーと違ってバスの中で手足を伸ばして力を抜くと身も心もリラックスできる。

夕方6時半過ぎ、タクシで前門建国飯店内の梨園劇場へ出かける。
道が混んでいて劇場に到着したのは7:15頃。
劇場で2番目に安い切符(50元)を買い、入場。
後ろ側の正面に近い席に座ることが出来た。
今日の出し物は前半は“四面楚歌”の故事。
舞台の両側にせりふが中国語と英語で表示される。
それを見ながら筋を理解する。
虞美人が項羽を慰めるために踊りをおどり、最後に虞美人が自害するところで終わった。
上の娘は漢文で四面楚歌を習っていたらしく、筋はだいたい分かったようだ。
後半は別の出し物。
盗賊が宝物を盗んでいく劇だったがよく分からなかった。
ただ、こちらはアクロバットな演技が続き、内容が分からなくてもそれなりに面白かった。
子供達も「おもしろかった」、「よかった」と喜んでくれた。
連れてきたかいがあったというものだ。

劇が終わるともう9時前。
父ちゃんはここで北京の豪華夕食といきたかったのだが、おそい昼食だったため、みなもう食べる気がしないと言う。
タクシで長富宮飯店へ戻る。
そのあと私は一人マクドナルドへ行き、ハンバーガを食べ寮へ帰る。
明日はゆっくり8:00の待ち合わせ予定。
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