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中国留学日記
大学紹介 

2002.8.21 (水) 第151天 曇り(北京)
東北旅遊(第1日、北京→満洲里)
 北京から満洲里まで列車で33時間の旅、車中泊。
7:40寮出発
↓(タクシ)
8:05西直門
↓(地下鉄)
8:35北京駅
9:40発

満州里へ
6:20起床
いつものように学食で朝食。
7時半過ぎ部屋を出て寮の前でタクシを拾う。
西直門までタクシで行き、そこから北京駅まで地下鉄に乗る。
北京駅に着いて帽子を持ってきていないことに気が付く。
果たして帽子をかぶらなくて済むか?

9:42北京発満洲里行きの寝台列車。
満洲里駅到着は明日の夕方6時40分。
これから33時間の列車の旅だ。

いつものことながら北京駅の待合いの混雑はすごい。
9時に改札が始まるが列がなかなかはけない。
改札を抜けて列車に乗り込むと中もすごい混雑。
なんでこんなに混んでるの?と思っていたら半分くらい降りていった。
見送りの人が列車の中まで乗り込んでいたのだ。
列車は定刻より2分ほど早く9:40には動き出した。
列車は新しい車両ですごくきれい。

列車は一旦天津へ出て北上する。
天津を過ぎると線路沿いに水路が走り、トウモロコシやジャガイモ(?)畑が広がる。

昼食に車内でカップヌードルを買い、持ってきたパンと一緒に食べる。
デザートはプチトマトと落花生。
(プチトマトは昨日スーパで買った後、部屋で水洗いしポリ袋に入れてきた。)
これでだいぶお腹が膨れた。

私の周りの人は昼間からベッドに横になって寝ていたり、寝ころんで本を読んだりしている。
子供だけが元気にラジコンの車で遊んだりしている。(15:30)

列車内でもの(たべもの)を売り歩くおばさんがいる。
正規の列車員ではない。
車掌に咎められているが、また平気な顔をして売り歩いている。
身なりは普通の旅行者という感じだ。
物売りのおばさんが消えたかと思っていたら、今度は物売りのおじさんが現れた。
こちらも身なりはワイシャツにズボン、革靴のサラリーマン風。
旅のついでにちょっとアルバイトという感覚なんだろうか?
中国では何でも商売になるようだ。

夕方列車内で夕食用のビールとカップヌードルを買う。
午後7時頃、ビールとソーセージで夕食を始める。
コップがないのでビールはラッパ飲み。
冷えてないビールで味はいまいち。
ビール1本空けた後、カップヌードルを作る。
中国の列車ではお湯が出るのでとても便利。
カップヌードルと持ってきたパンを食べる。
中国のカップヌードルは器が大きい。
お汁まで飲み込むとお腹が一杯になる。
周りの人を見てもカップヌードルを食べている人が多い。
中にはさっき止まった駅で買ってきた鳥の丸焼きを食べている人もいる。
私のデザートはプチトマト。
これを食べてお腹は満足。

時々掃除のおじさん(車掌さんのようだ)がカートを押して掃除に来る。
中国人はそれぞれの座席に備え付けられているゴミ入れに焼きそばの水やカップヌードルの残りの汁を捨てたりするので水気のあるゴミが多い。
それに掃除に来るのが分かっているからか、ゴミをどんどん捨てる。
これらをカートに集めていく。
もっと気を使えばよいのにと思う。

列車の中で近くの人に「ニーチーナァー?」と話しかける。
一人は20歳くらいの男性、もう一人は7〜8歳くらいの女の子。
二人とも私の言葉がなかかな通じない。
何度か繰り返してやっと「ハルピン」とか返事が返ってくる。
こんな簡単な言葉が通じなくてショック。

21:00シュラフカバーに潜り込み就寝。
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