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中国留学日記
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2002.8.26(月) 第156天 曇り
東北旅遊(第6日、チチハル
 今日は1日チチハルで過ごす。
 午前は郊外の扎龍(ジャーロン)自然保護区

 午後は市内の龍砂公園と清真寺。
 
チチハル泊(昨日と同じ宿)
8:45汽車駅
↓(小公共汽車)
10:00扎龍自然保護区
11:25発
↓(小公共汽車)
12:30チチハルバスターミナル着
昼食
↓(歩き)
13:35龍砂公園

15:45清真寺

16:00〜17:00網バー
17:45宿へ帰る
6:30起床。
顔を洗い部屋を片づけて散歩に出る。(7:00)
傘を持って出かけたが雨は上がっている。
大通りを西に向かって歩いてみる。
小さな公園を見つけ入る。
ここでもいろんな朝の運動をやっている人たちがいる。
公園の前では露店の床屋さんが店開きしている。
食堂に入り朝食
一旦宿に帰る。

ガイドブックによると9:00にバスターミナルから扎龍自然保護区行きのバスが出ることになっている。
それに間に合うように出かける。
バスターミナルを探しながら地図を見て歩く。
バスターミナルに着く前に横丁に停まった小公共汽車に「扎龍」の札がかかっているのを見つけた。
中の人に尋ねると扎龍自然保護区へ行くというのでこれに乗ることにした。
8:45小公共汽車発車。
途中の村に停まりながら進んでいく。
このバス村の中に入るとやたらと警笛を鳴らす。
最初この意味が分からなかった。
警笛でバスが来たのを村の人に知らせているのだ。

扎龍自然保護区近くになり門票売場でバスが停まり門票を買う。
さらにバスは進み10:00に扎龍自然保護区に到着。
入り口の案内板で現在地を確かめ園内へ入っていく。
前の建物から中国人の団体さんも出てきたが、観光客は少ないようだ。
この団体さんのガイドにくっついてしばらく歩く。
広大な湿地の一部に遊歩道が造ってある。
動物園のように檻の中に入れられた鶴もいるが、放し飼いの鶴もいる。
これらの鶴、人に良くなれていて手のひらから餌をついばんだりする。
「扎龍」の碑の前には一羽の鶴がいて、ここで記念撮影する人と一緒におとなしく写真に収まっている。

湿地をひとまわりしてベンチで一休みすると、一人の女性が近づいて来る。
よく見ると公共汽車の車掌さんだ。
11:10にバスが出るが乗らないか?という。
私は12時ころのバスに乗るつもりで、まだ見てないところもあるから、というと、少しくらいおそくなってもよいから自分のバスに乗っていけという。
彼女は自転車を引き、一緒に歩く(というより、ついてくる)。
丸木小屋の売店や望鶴楼を案内してくれる。
鶴の碑の前ではカメラのシャッタを押してくれる。
駐車場に着くと11:10を少し過ぎていたが小公共汽車は出る気配がない。
運転手は木陰で休んでいる。
彼女は私に小公共汽車の中で少し待つように言う。

11:25、ようやく小公共汽車は出発したが、乗客は私一人。
帰りも途中の村々により警笛を鳴らしながら走る。
途中、けっこう乗り降りがある。
12:30チチハルのバスターミナルに到着。

私は午後は市内の龍砂公園と清真寺(イスラム寺院)に行くつもり。
共にここから遠くないので歩いていく。
西向きに歩いていく。
途中で食堂のおばさんに引っ張られた。
ここで昼食
ここでおばさんが勧めるこの店の特別料理、鶏排(ジーパイ)を注文。
鶏排は見た目おいしそうだったが、ひっくり返すとほとんど骨ばかり。
それにトウガラシが利いて非常に辛い。
もう一つ注文した手ガン面(ショウガンミエン)はラーメンを想像したがお汁のないうどんのような感じ。
サービスで出してくれたシエン茄子が少し塩辛いがおいしかった。

13:35龍砂(ロンシャー)公園に到着。
龍砂公園は広い公園だ。
中に遊園地や小動物園もある。
湖ではボートで遊ぶ人たちもいる。
川辺でつりを楽しむ人もいる。
といっても特に特徴のある公園でもない。
市民の憩いの場といったところか。

15:20ころこの公園を出て清真寺へ向かう。
清真寺は古い町並みの路地を入っていく。
最初、道が分からず通り過ぎていた。
女の子に道を尋ねて引き返す。
引き返しすぎて先ほどの女の子が遠くからそこを曲がれと声を掛けてくれる。
細い路地を入っていく。
やっと分かった。
中はあまり広くはない。
観光名所というより、この地域の人たちのお寺という感じ。

お寺を出ると16:00。
大通りを歩くと網バー(ワンバー)があるので入った。
日本語表示が出来ないのではと心配したが出来た。
メールをチェック。
たくさん来ていた。
満洲里で送った私のメールは文字化けして読めなかったようだ。
今ハルピンに来ているXXさんからもケータイの電話番号だけ書いたメールが届いていた。
メールに返事を出すと共に今晩電話を掛けるつもり。
それからゆっくり歩き宿まで帰ってきた。

6時半過ぎ夕食に出かける。
その前にハルピンのXXさんに電話を掛けておこうと駅前まで出る。
駅前で宿のおばさんが私を見つけて何か?と訊くので、電話を掛けたいというと一緒に付いてきてくれる。
二三訊いてくれたが相手が手機(ケータイ)だと一般の公衆電話ではだめだという。
宿でも電話出来るというので先に夕食を食べることにする。

昨日と同じ食堂だ。
夕食を食べる。
日本人だというので店の人が入れ替わり見にくる。
昨日のおじさんが干豆腐を差し入れてくれた。
このおじさん、私が1泊25元の部屋に泊まっているというと、高いという。
私が「一人部屋ですよ」というと、一人部屋でも15元くらいが相場だという。(ホント?)

食事の途中、宿のおばさんが来て、手機にも掛けられるところがあるが高いけどいいか?と訊きにくる。OKする。
食事が終わり駅前に出ておばさんを捜す。
おばさんを見つけ手機に掛けられるところへ連れていってもらう。
電話を掛けると最初数回は話し中。
やっと出た、XXさんだ。
XXさんのおばさんとも話しをする。
明日の朝ハルピンに着くというと、駅に迎えに来てくれるという。
電話を掛けているとき駅前の食堂のおじさんが追いかけてきて、私たちの所へ来てブドウをくれた。
ありがたく頂く。
時刻はもう20:30。
おばさんはまた駅前で仕事、私は宿へ帰る。
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