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2002.8.27(火) 第157天 くもりのち雨(ハルピン) |
東北旅遊(第7日、チチハル→ハルピン) ハルピンには先学期清華大学で同班同学だったXXさんがいる。 彼女は今学期はハルピン工業大学に替わり中国語の勉強。 七三一部隊遺址をまわったあと、夕食を彼女の親戚のうちでごちそうになる。 |
4:50起床 5:30チチハル駅到着 6:00チチハル駅発 ↓(列車) 9:10ハルピン駅着 車でホテルへ チェックイン 10:50ホテル発 12:20、731展館バス停 12:40、731遺址到着 14:40 ↓(バス) 16:45ホテル帰着 17:20ホテル発 ↓(タクシ) 17:30ハルピン工業大学前 XXさんの親戚宅へ 20:30親戚宅を出る ↓(タクシ) ホテルへ |
今日は朝一番の列車でハルピンへ行く。 4:50起床。 荷物整理、5:20宿出発。 通りに出るとちょうどチチハル駅から朝陽が登るところだ。 5:30チチハル駅到着。 5:40改札開始、6:00列車出発。 列車内に「外は15℃」の表示、少し涼しそう。 朝食を食べていないので、列車内でカップヌードルを買って食べる。 私の前にすわった子供連れの若夫婦。 女性の方が時々子供に向かって日本語で話しかけるのが耳に入った。 「日本語が話せるんですか?」と訊くと今日本に住んでいるという。 日本に住んで14年になるという。 さすがに日本語がうまいはずだ。 お父さんとも話しをする。 東京の足立区に住んでいる。 子供の休みに合わせて中国に来た。 東京では自動車関係の仕事をしていたが、中国に来る前にやめてしまった。 明日、ハルピンから新潟へ飛行機で行き、新潟から新幹線で帰る。 このルートが一番早い。 デジタルカメラは中国ではまだ珍しいからあまり見せびらかさない方がよい。 自分は中国人だが4人組に脅されてお金をとられたことがある。 などなど。 先日泊めてもらった中国人はいい人だからよかったけど、 むやみに知らない人に付いて行くなど、軽率な行動はしないようにすべきだと反省した。 9:10ハルピン駅到着。 改札を出るとXXさんが迎えに来てくれていた。 彼女のお母さんとおばさん、おばさんの友人も一緒。 駅前で記念撮影。 安いホテルを見つけているという。 おばさんの友人の車でホテルへ行く。 海ウェイ大シャ(ハイウェイホテル)、二星ホテル。 このホテル、1泊160元。 少し高いけど、久しぶりにバスにつかるのもいいか。 XXさんとは夕食を一緒に食べることにして(夕方電話することにする)、彼女たちとはホテルで別れる。 私は10:50にはホテルを出発して731部隊展覧館へ行くことにする。 ホテルを出る前にフロントでバスでの行き方を尋ねる。 「ホテル近くのバス停で87路線に乗り、黒竜江大学前で343路線に乗り換えて731展館で降りる。」とメモ書きしてくれた。 「黒竜江大学前で343路線のバスは捕まえにくいから注意して」とも話してくれた。 黒竜江大学前に行くと、なるほど343路線のバスは捕まえにくい。 普通のバスは皆黒竜江大学前に停車していくのだが、343路線のバスはほとんどそのままスピードを落とさずに通り過ぎて行く。 一度は手を挙げると停まってくれそうになったがそのまま走りすぎていった。 これは場所が悪いとバスが見通せるところまで移動し、何度か手を挙げるとやっと停まってくれた。 731部隊展覧館は市街区から南20kmほどの郊外にある。 しばらくバスに乗り731展館前で降りる。 すぐそれらしい建物が見え入り口に近づくと閉まっている。 ここは侵華日軍七三一部隊罪証陳列館。 代わりに「参観者は鉄道を渡って最初の道の“侵華日軍七三一部隊遺址”へ回って下さい」と書いてある。 この”鉄道”が分からず別の方向へ行っていた。 道を尋ね後戻り。 もう一度尋ねてやっと分かった。 侵華日軍七三一部隊遺址の門のところで門票を買おうとすると、中で買ってくれと言われる。 中の建物の所へ行くとだれもいない。 窓を覗くと人がいるので訊ねると、13時まで待って、とのこと。 あと15分ほどある。 ここは11:30〜13:00までが昼休みだった。 13時になり門票を買い中に入る。 展示の内容は、私には、出来るだけ冷静に客観的に表現しようとしているように思われた。 また、日本軍が行った残虐な行為を絶対忘れないぞという強い意志も感じた。 ハルピンを訪れる日本人は必ず行くべき所だと思う。 出口の売店で731部隊の資料を購入。 外に出ると雨がぱらついてきた。(14:30頃) 展示館を出たら昼食を食べようと思っていたが、早く帰った方が良さそうなのでそのままバス停へ行きバスに乗る。 そのバスに乗り間違えた。 朝のバスと同じ343路線に乗るつもりが338路線に乗ってしまった。 ただ、朝乗ったバスが動物園前を通ったのを覚えていたのでそこで降りる。 そこで87路線に乗ったのだが、方向が逆だった。 また、黒竜江大学前で降り、道路の反対側のバス停で待つ。 雨はけっこう降っている。 朝買った地図を広げて傘代わりにするが紙なので破れてくる。 やっとホテルに帰るともう16:45。 帰りに2時間以上もかかってしまった。 夕方XXさんと食事をすることにしていたので、電話を掛ける。 彼女に電話すると、今晩の夕食は彼女の親戚の家で食べないかという。 当然OKする。 17:30にハルピン工業大学正門で待ち合わせることにする。 出かける前、外の露店でリンゴとシャーグオを買った。 タクシに乗り正門へ。 (最初タクシは後門へ行った。正門へ回ってもらった。 メータは11元を指していたが運転手は10元でよいと言ってくれた。) 正門にはすでにXXさんが来ていた。 お父さんも来てくれていた。初対面の挨拶。 途中お父さんが西瓜、ビールを買いおうちへ向かう。 おうちでは親戚の方が沢山集まってくれていた。 皆で料理を作っている最中。 食事が運ばれて来てお父さんがビールを開け、二人で早めに乾杯。 沢山居たが酒を飲むのはこの二人だけ。 いろいろな料理が出た。魚の煮物、魚のフライ、豆、サラダ、肉、ニンニクのつけもの、などなど。 その他名前は分からないが、これがこの地方の家常菜だという。 どれもおいしくいただけた。 ビールもお父さんと二人で沢山飲んだ。 8:30頃おいとまする。 タクシでホテルへ帰る。久しぶりバスでくつろぐ。 |
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