ホーム プロフィール 留学準備 お父さんの
中国留学日記
大学紹介 

2002.8.29(木) 第159天 曇り
東北旅遊(第9日、長春→瀋陽
 午前中偽皇宮、偽満州国務院見学。
 偽満州国務院では1933年に横浜のトーヨーオーチスで製造されたエレベータを発見。
 午後高速バスに乗り瀋陽へ
5:15起床
8:20チェックアウト
↓(歩き)
8:45偽皇宮着
10:50
↓(タクシ)
11:05偽満州国務院着
付近散策
13:00
↓(バス)
13:20昼食
↓(歩き)
14:25長春客運中心(長距離バスターミナル)
15:30長春客運中心発
↓(バス)
↓19:45瀋陽北駅着
揚益旅社泊
5時頃目が覚める。
ここはアパートを旅店にした部屋の一室。
トイレはアパート内だが私の部屋の外にある。
誰かがごそごそトイレに入る音がする。
だれだ?私の外にはだれもいないはずなのに。
しばらくして私も5:15ころ起床。
洗顔、片づけ。
朝食に出るときアパートの入り口の部屋にしつらえたベッドに寝ているおじさんがいた。
旅店のおじさんだった。
昨日夜遅く寝に来たようだ。
退室か?と訊かれるので朝食に行く、といって出かける。
近くの食堂で朝食

8:20チェックアウト。
地図を見ると偽皇宮(旧満州国皇帝溥儀の皇宮)はけっこう近そうだ。
歩いていくことにする。
駅前の長距離バスターミナルへ寄り、荷物を預ける。
途中、“これが中国だ”という感じの混雑した商店街を通り抜け、偽皇宮にたどり着く。
ここで“だめもと”で学生証を出し「学生票1張」という。
買えた。一般40元のところが学生20元。

2時間ほど博物館を見学。
今回の旅行で初めてここで日本からの団体さんを見かけた。
年寄り中心のグループで20人くらい。
九州から来たという。

この博物館の小姐はとても感じがよい。
展示室の各部屋に一人ずつ小姐がいる。
それぞれの展示室に入ると「歓迎光臨(いらっしゃいませ)」、出るときは「慢慢走(お気を付けて)」と言ってくれる。
展示室を見学したあと庭に出る。
ここには溥儀とその家族の為の防空壕とかプールがある。
防空壕にも入ってみた。
中はとても涼しく天然のクーラといったところ。

ここを出て時間節約のためタクシで偽満州国務院に向かう。
ここは今は吉林大学医学部の校舎になっている。
その4階が展示室として一般に開放されている。
参観者には案内人が付いて解説しながら回ってくれる。
私には日本語の話せる案内人が付いてくれたが、最初に「今中国語を勉強しているので中国語で話して下さい。」とお願いした。
「ゆっくり話して下さい。」と言っておいたのだが、話し方がだんだん早くなってくる。
分からない部分の方が多いが、分かるところでフムフムと相づちを打つ。

ここで一つ発見をした。
この建物に付いているエレベータが戦前1933年1月に横浜のトーヨーオーチスで製造されたものだ。
これが今でも現役で動いている。
見学者はこのエレベータに乗って4階まで上る。
4階の展示室の他、外の閲兵台にも上がる。
ここから庭を眺めるとちょうど学生達が軍事訓練の最中だ。
行進の練習をしているようだ。

ここを出て国務院の前の通りを歩く。
この通りには旧満州国当時の古い建物が沢山残っている。
公園内で一休み。
扎蘭屯のXXさんにもらったシャーグオをここで全部食べる。

バスに乗り駅に向かう。
ここから駅への直通バスはなさそうだ。
途中でバスを降り、食堂に入り昼食をとる。
水餃とビールを注文。
なぜか西瓜一盛りをサービスしてくれた。
ただ、ここのビールは10元と高かった。

食堂を出て駅前のバスターミナルまで歩く。
14:25到着。
すぐに切符売り場に行くが、15:00発は売り切れ。
15:30発の切符を買う。

中国の高速道路では速度の遅いトラックでもやたらと追い越そうとする。
なかなか追い越せないので併走している。
速い車が後から来ても追い越し車線から走行車線に戻ろうとしないで、追い越せるまで走り続ける。
後ろの車から警笛を鳴らし続けられても平気だ。
高速バスの運転手はいらいらするだろうなぁ、、、、

19:45瀋陽北駅のバスターミナルに到着。
ここから火車駅まで出て瀋陽の地図を買い、宿斡旋の看板を持ったおばさんに話しかける。
一人部屋浴室付き70元だというので付いていく。
駅前でワゴン車に乗り5分くらい。
駅からは少し離れている。
揚益旅社。
中はなかなかきれい。

荷物を置いて夕食に出かける。
今晩の夕食、小姐は小盆だというが、出てきたのを見るとけっこう量が多い。
私にはとても食べきれない。
炒飯は半分くらい残した。
最後に出てきたアイスクリームは口直しにとてもおいしかった。
夕食後、網バー(ワンバー)を2軒回ったが、2軒ともHotmailに接続できなかった。
何か外国のホームページ接続が制限されている感じ。
戻る 次へ