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2002.10.4 (金) 第195天 曇り |
長江三峡旅遊第2日(宜昌着、三遊洞) |
9:16宜昌着 ↓(タクシ) 10:10中華○園(○の字は魚偏に尋) ↓(タクシ) 11:50江峡賓館 ↓(昼食) ↓(歩き) 14:00三遊洞 ↓(歩き) 18:00江峡賓館 |
列車の中、6:20起床。 朝食は持ってきた方便面(カップヌードル)。 窓の外は田園風景、田圃の稲刈りは終わっている。 9:16終点の宜昌駅到着。 昨日知り合った韓国人女学生XXXさんと列車を降りる。 他のメンバはまだ分からない。 駅の出口を出るといつものおじさん、おばさんが宿やタクシは要らないか?と声を掛けてくる。 「宜昌XX旅行社」の看板を探すがそれらしいのがない。 そのうち同じように周りをきょろきょろする人たちがいるのが分かる。 声を掛けると同じツアの人たちだった。 4人の女性グループ(3人日本人、1人韓国人)と一人の日本人(XXさん、男性)だ。 これで計7人全員そろった。 5人の女性と2人の男性が私たちのツアグループ。 看板が見あたらないのでそのうちの一人が携帯で旅行社に電話を掛ける。 遅れているので少し待ってくれということ。 しばらくすると「石X健他7名」と書いた紙を持って現れる。 宜昌の駅からタクシに分乗して次の目的地に向かうという。 タクシが待っているというところまでしばらく歩く。 タクシのところでX総経理が待っている。 次の目的地は「中華○園」。(○の字は魚偏に尋) ここは中華○という一種の鮫を展示する博物館。 ビデオを見た後、園内の見学。 プールの中を泳ぐ中華○に手を伸ばしてさわることが出来る。 女の子達が手を伸ばしてさわっている。 ところで食事の件で一悶着。 私たちは列車内の食事は自前だがその他の食事は全て出ると聞いていた。 導遊(ガイド)の話しでは船に乗ってからの食事は全て付いているが、船に乗るまでの食事は自前だという。 総経理と相談すると言う。 結局旅行社が負担するということになった。 タクシに分乗して宜昌の町外れの賓館にチェックイン。 江峡賓館というホテル。 30分ほど待って昼食となる。 食事のとき、導遊が本日の昼食は旅行社の請客(旅行社持ち)です、と話す。 食事が終わる頃、X総経理が再び現れる。 午後は自由行動だが、「三遊洞」が近いので、そこまでは導遊が案内するという。 みなでそこへ行くことにし、午後2時集合ということにする。 昼食後、自己紹介をしようということで賓館のロビーに集まる。 ソファに座って一回り自己紹介。 私は名前を覚えようとメモを取りながら聞く。 語XX化大学4名、中央XX大学1名、対XXXX易大学1名、それに私、清華大学1名。 語XX化大学の3名は本科生ということで、中国語もうまい。 午後2時に再び賓館のロビーに集合。 X総経理と二人の導遊に連れられて三遊洞まで歩く。 私はX総経理と先頭を歩く。 彼は2X歳の青年実業家。 家に生まれたばかりの赤ん坊がいるという。 彼に「景気はどうですか?」と訊くと「すごくよい」という。 特にこの1年は現状の三峡旅遊最後の年ということで日本からの客が多いということ。 日本語を話せる導遊が少ないのが悩みの種だという。 このグループも日本人と韓国人のグループだと聞いて初めは断ろうと思ったが、中国語が話せるということで引き受けたという。 私は来年以降、三峡ダムの水位が上がって観光資源がなくなり旅行社の仕事がなくなるのでは?と思っていたが、彼らはそんな心配はしていないようだ。 水位が上がったら上がったで新しい風景ができあがり、それはそれで観光客を呼べると考えている。 私の思い過ごしだった。 20分ほど歩いて三遊洞の入り口。 ここで彼らと別れる。 ここから先は門票が要る。 皆が学生証を出して学生票で入場。 長江沿いの遊歩道を一回り。 ここまで来ると皆うち解けてくる。 あちこちで写真を撮ったり撮られたり。 三遊洞を出て帰りの橋のところで一人の韓国人女学生がバンジージャンプをやりたいという。 切符売り場でしばらく悩んだ末決断。 バンジージャンプの料金は160元(割引で150元)。 私たちは橋の上と、ジャンプ台の下と二手に分かれて彼女を待つ。 アナウンスで韓国人の小姐がジャンプすると案内がある。 下からは彼女の姿は見えないが、橋の方から「加油!加油!」の声が聞こえる。 彼女が飛んだ!!! 私も必死で下から写真を撮る。 数回バウンドしたところでようやく静止。 するするっとバンジージャンプのひもが下がっていき、下のゴムボートまで宙づりのまま降りてくる。 ボートに降ろされ、やがて階段を登ってくる。 勇敢的小姐の凱旋だ。 彼女によると、いざ飛ぶとなると足がすくんでなかなか飛べなかったそうだ。 バンジージャンプの「証書」をもらって帰途へ。 もう時刻は5時半。 一旦部屋に帰り6時に食堂に再集合。 夕食の料理は辛さを抑えた味付けにしてくれた。 みなおいしい料理だ。 食事を終えると外は真っ暗。 食堂から賓館へ戻る途中、一人が蛍だ!と叫ぶ。 私も指さされた方向を目を凝らして見る。 確かに向こう側で明かりが舞った。 が、それ以上見えない。 ホテルのロビーで先に帰った3人に蛍を見たというと、皆見たいというので、また引き返す。 今度は間近な木の上で舞っている。 そのうち一匹が私たちの近くまで飛んできて、私たちの手のひらの中にとまった。 数秒私たちの手のひらの中で光ったあとまた飛んで行った。 こんなところで蛍を見るなんて!!! 感激!!! 皆も感動していた。 ホテルに帰りシャワーを浴びることにする。 お湯を出そうと蛇口をひねるがいつまでたってもお湯が出ない。 服務員に苦情を言うと部屋まで見に来て、あと20分待ってくれと言う。 30分ほど待ったところで蛇口をひねるがやはり出ない。 再び服務員に苦情を言う。 服務員がまた部屋に来て点検。 なんと青い蛇口の方がお湯だった。 赤い方の蛇口をひねってもお湯が出ないはずだ。 久しぶりにバスに浸かって気持ちがよい。 パンフレットの日程からすると、本来は今晩から船上泊の予定だったが、こちらに来て変更を知る。 でもこの方がよかったかな。 そうそう、もう一つトラブル(?)。 女学生のグループはこのツア、3日北京出発、8日北京帰着で聞いてきたという。 私とXXさんは9日北京帰着と聞いていた。 現地の旅行社の話しでは9日北京帰着だ。 この件も北京の旅行社に問題有りだ。 私たちの部屋からは長江がよく見える。 夕食前も部屋から長江の山陰に沈む夕陽を眺めた。 夜になっても船がけっこう行き来している。 ときどき船の汽笛が聞こえ、灯りのともった船が通り過ぎていく。 夜、XXさんと私の持ってきた白酒でちょっと一杯。 |
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