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2002.10.6 (日) 第197天 曇りのち晴れ |
長江三峡旅遊第4日(巫山・小三峡、瞿塘峡) |
3:50起床 4:30朝食 5:00下船 6:40バス出発 ↓(バス) 6:50小三峡乗船場 ↓ 小三峡遊覧 ↓ 10:10小三峡乗船場 10:50バス出発 ↓(バス) 11:15碼頭 13:00出航 ↓ 瞿塘峡 ↓ 石宝砦停泊(船上泊) |
今日は4時起床、4時半朝食。 私は3:50起き同室の二人を起こす。 4時に導遊のXXX小姐がドアをたたく。 顔を洗い荷物の整理をして、4時半に食堂で朝食。 朝食時、食堂の服務員と別の導遊が私たちの導遊に文句を付けている。 昨日の夜食べたテーブルと今座っているテーブルが違っていると言っているようだ。 私たちは座ってもう食べ始めている。 しばらく3人がやり合っていたがどうしようもない。 私たちの導遊はブスっとした顔をしたままだ。 5時には下船。 真っ暗な中、足下の悪い道をバス乗り場まで歩く。 外には沢山の人がもう集まっている。 私たちは他の中国人のグループに混ざってバスに乗る。 バスの中は満員。 座れない人もいる。 子供を膝に乗せてというガイドの案内で少し席が空く。 私も詰めてもらってようやく座ることが出来た。 (まだ立っている人はいる。) 6:40バスが出発。 10分ほどで小三峡の乗船場へ着く。 バスを降りて暗い道を乗船場まで歩く。 道の脇ではローソクを点けてジュースや鉱泉水やゆで玉子などを売る露店の人が声を掛けてくる。 乗船場で並んで待つ。 私たちの導遊は私たちを遊覧船に乗せた後一碼頭に帰るという。 私たちは別の導遊に付いて帰ってくるようにと言われる。 万一迷子になっても12時には巫山の一碼頭に戻ってくるようにとのこと。 遊覧船に乗ってもなかなか船が出ない。 船が出る前、導遊の易小姐が何度も帰りの念押しをする。 船が出る前、いつもの混雑と喧噪。 導遊同士、導遊と船頭がいろいろ言い争っている(ように聞こえる)。 7:20やっと船が出た。 私たちの船はざっと40人くらいは乗れるだろうか。 船の後ろで運転する人一人、船の前で竿を操る人が二人。 流れはけっこう急だ。 水量もある。 時々浅瀬に来るとエンジンの出力を弱める。 ザザーっと船底のこすれる音がする。 船のスクリューは大丈夫かな?と心配になる。 両側切り立った崖の中を進んで行く。 時々両岸が開けて畑らしいところも見える。 別の船は所々にある船着き場に着けて上陸している人もいる。 私たちの船はどこにも寄らずひたすら上流へ上流へと遡る。 8:40頃、どこまで遡ったのか分からない、また一つ船着き場が見えたところで船が速度を落とす。 私たちはてっきりここで上陸するものだと思った。 船は岸には着かず、反転して下り始める。 中国人のおじさん二人が「私たちも上陸させろ」と導遊に叫ぶ。 こうゆう時のやりとりは例のけんかのようだ。 しかし船は止まらず下り続ける。 だいぶ下ったところで元々の予定通りなのか、先ほど言われたからなのか、船が岸に着き10分間の上陸。 岸辺には土産物や果物、食べ物を売る少女やおじさん、おばさんがたくさんいる。 あっという間に10分が過ぎ、船に戻る。 私たちのグループの一人がふかし芋を買って皆に分けてくれる。 暖かくておいしかった。 ここから乗船場はすぐだ。 10:10、乗船場に帰ってくる。 ここからバスのところまでしばらく歩く。 バスに乗るが当然満席状態。 今回は導遊から子供を膝に乗せるようにという指示もなく、子供連れも大きな顔をして一人分の席を取っている。 後席でも二人分の席と取っているおじさんがいる。 私たちのグループはほとんど立ったままだった。 今朝通った道とは違う道を通って、ぐるっと街中を通って一碼頭へ戻ってくる。 朝は真っ暗で分からなかったけど、こんな所だったのかという感じ。 乱雑も乱雑、中国そのままという光景だった。 一碼頭近くの露店で女性達がザクロを買っている。 この付近の特産だという。 私は船で食べる蜜柑を買う。 船に戻った後、女性達はもう一度下船してザクロを沢山買っている。 おみやげにするそうだ。 13:00、巫山の一碼頭を出航。 出航してからも昼食の知らせがない。 しばらく自分のベッドで眠る。 XXX小姐も眠っているようだ。 XXさんはベッドで宿題をやっている。 1時間ほどしたところで昼食のアナウンス。 導遊のXXX小姐も部屋に現れる。 みんなで食堂へ行き昼食。 昼食後私たちはまた屋上のデッキへ行き景色を眺める。 しばらく瞿塘峡の美しい景色が続く。 昨日知り合ったハルピンの人たちと話す。 「夕方、白帝城が見られるそうだが、、、」というと、彼らは「もう過ぎたよ」という。 もう過ぎたが、彼らも導遊の案内がないので見られなくて「遺憾」だという。 私たちは導遊に夕方白帝城を通るので、そのとき案内すると聞いていた。 私たちもとても残念。 ただ、ハルピンから来た別の一人は「白帝城なんか見なくたってどうってことない。中国には白帝城以上の見所が他にもたくさんある。」と慰めてくれる。 ハルピンから来た人たち、話しを聞くと、4X歳の男性はその会社の社長。 一行5人で1ヶ月の社内旅行だという。 長江三峡から始まって、九サイコウ、西安、、、といろいろまわり10月末にハルピンに帰るという。 私に旅費はいくらと訊く。 2350元だと話す。 彼らの旅費は全部で3000元位だという。 交通費だけで、その他の安排は取引先が準備してくれるのでこの費用で行けるのだという。 それにしても1ヶ月休んで社内旅行とは!! 私は「羨慕!羨慕!(うらやましい)」と話す。 一人の女の子が私の顔(ひげ)に興味を示している様子。 この7歳の女の子、日本語が話せると言うことでお母さんに話してみなさいと促されている。 「みなさん、、、、、 」、よく分からない。 「みなさん、お元気ですか?」のようだ。 発音が少し違うよと教えてあげた。 この親子ともう一人のおじさんとしばらく話しをする。 彼らは西安から来た人たちだ。 女の子がカメラを持って私の写真を写そうとする。 それならということで、女の子と二人でカメラに収まる。 私のカメラでも撮ってもらった。 お母さんにE−mailアドレスを尋ねると、ご主人が持っているが今は分からないというので私のアドレスを教える。 私がメールをもらった後で写真を送ると伝えた。 そうそうもう一つ、小三峡から帰って船の部屋に戻ると新客が一人。 四川省湖林のおばさん。 上海旅行の帰り、他の人は南京に向かったがおばさんは行ったことがあるので別れて湖林へ帰るのだという。 20歳の息子さんに買ったというクリスタルの上海のテレビ塔のおみやげを見せてくれた。 ご主人へのおみやげはないという。 湖林へ帰るのはこの船が便利なのだという。 夕食後、またビールを買ってXXさんと飲む。 おばさんはお酒は飲まないと言う。 明日は6時起床で、希望者は石宝砦見学。 |
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