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2002.10.9 (水) 第200天 曇りのち晴れ |
長江三峡旅遊第6日(北京帰着) |
6:40起床。 ↓ 8:00過ぎ黄河を渡る ↓ 14:50北京西駅到着 ↓(バス) 16:20清華西門 |
6:40起床。顔を洗い、カップヌードルで朝食。 昨日の夜はすごく眠く、9時にはシュラフカバーに入って寝る。 その前、夜8時過ぎにXXX小姐とYYY小姐が私の席に遊びに来る。 デジカメの写真を見てはしゃいだ。 朝8時過ぎ、鄭州を過ぎたところで窓の席に座っている人がもうすぐ黄河を渡ると教えてくれる。 しばらくすると車内放送でも案内があった。 黄河を渡るのは2回目だ。 前回の内蒙古の時と違って、ただ黄色い水面が広がるだけで、写真を撮る目標物もないだだっ広い風景。 10時半頃5号車に遊びに行く。 向こうの席に行くと隣のおばさんが、彼女たちのお父さん?と訊く。 いいえ、私も彼女たちと同じ留学生です、と話すととても驚く。 彼女たちの席の前のおじさん達は街の芸術家たちだという。 書道家、画家、人形製作、凧作りなどなどの人たちがグループで重慶へ旅行した帰りだという。 ちょうど前に座ったおじさんは凧作りの名人。 彼が過去に造った凧の写真や彼の活動を紹介する新聞記事、パンフレットなどを見せてもらった。 彼には「民間工芸美術家」の称号が与えられている。 写真で見せてもらってもその出来映えはすばらしい。 とても素人の作品とは思えない。 すごい人に知り合ったと、一緒に写真を撮らせてもらう。 おじさんに名刺をもらう。 このおじさん、とても気さくな方で、家に来たら凧を見せてくれると言う。 5X歳。 今は退職して悠々自適の生活のようだ。 以前は精密機械の設計をしていたという。 昼食も取らずにこの席でおじさん達と話しをする。 みんなもおじさんの家の訪問に興味をもったようだ。 おじさんがたばこを吸いに行くというので席をたった。 おじさんが席に帰ってきたらおじさんの家への訪問をお願いしてみようと待ちかまえているがおじさん帰ってこない。 訊いてみるとおじさんの席はここではなくてこの車両のずっと向こうの方だという。 おじさんを捜しに席を覗いて歩く。 おじさんは窓際に座って外を眺めていた。 おじさんに挨拶をして、「今度お宅を訪ねたいのですが」と切り出す。 おじさんは「いつでもいいですよ」と歓迎してくれる。 そこで「10月19日の午後2時」と言うことで話しを決めた。 私の住所と電話番号、それに訪問日時を書いたメモをおじさんに渡す。 おじさんと握手をして別れる。 みんなの所に帰って「決めてきたよ」と話す。 列車はもう北京に近づいていた。 14:50、北京西駅に到着。 列車を降りて、改札の前でみんな集まり、19日の集合時間と集合場所を決める。 19日は新地鉄の五道口駅北口、12時半集合と決める。 駅でそれぞれ別れて帰る。 私は中央XX大学のXXX小姐と一緒に320路線のバスに乗る。 彼女は途中で下車、私は中関村で乗り換えて清華西門まで。 そこから歩いて寮へ。 寮へ入るとおばさんがいたので「今帰りましたよ」と報告。 重慶のスーパで買った重慶特産とかかれた袋入りのお菓子をおみやげです、と渡した。 あとでおじさんやおばさんと一緒に食べた。 日本の「おこし」のようなお菓子であまり甘くなくあっさりした味とさくっとした歯触りでおいしい。 |
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