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2002.11.03 (日) 第225天 晴れ |
ヨウ和宮、国子監、孔廟見学 |
8:30起床。 昨日の昼の残りで朝食。プチパン、ソーセージ、リンゴなど。 天気がいいし部屋にいるのはもったいない。 今日はヨウ和宮に出かけることにする。 ここは以前外国人居留証の手続きで降りた地下鉄駅の近くだ。 10時半過ぎ出かけようと部屋の扉を出かけたところ、互相学習のXXXさんがやってきた。 遊びに来たという。 私は出かけるのを遅らせて、30分ほど彼につきあう。 11時を過ぎて出かける。 昼食は学食で食べることにする。 昼食のあと歩いて清華東門を通り五道口の地下鉄駅まで歩く。 12時過ぎ地下鉄に乗り、西直門で乗り換え、ヨウ和宮駅で降りる。 この駅から南にすこし歩いたところにヨウ和宮の入り口がある。 学生証を出して学生票1枚と言ってお金を出す。 買えた。 このところ学生票はずっと全勝だ。 ヨウ和宮はチベット仏教の寺院だ。 中の建物を順に進んでいくと安置されている仏像が次第に大きくなっていく。 一番奥は高さ18mという弥勒仏だ。 敷地内の建物には歴代のダライ・ラマを紹介する展示もある。 共産党政権になってからも歴代のダライ・ラマが時の共産党幹部と会談(歓談?)している写真なども展示がされている。 共産党とダライ・ラマの関係はこんなに良好だったかな?? 私の今までの認識と異なっていた。 敷地内は風もあまりなく、日差しが差すベンチに座っていると気持ちがよい。 ベンチの隣は1回10元の鐘撞きがあり、たまにゴ〜〜ンと鐘の音か鳴る。 3時頃ヨウ和宮を出る。 大通りを北へ向かっていると、西側に並木の美しい通りが現れる。 並木に惹かれて入っていくと孔廟と国子監の入り口が現れる。 これはいいところを見つけたと予定外だが入ることにする。 まず国子監。 ここも学生票OK。 ここは元・明・清代の科挙の試験場だという。 建物に入るとちょうど日本人の団体さんが説明を受けていた。 私もくっついて聞く。 科挙の試験のカンニング道具なども展示されていて興味深かった。 ある受験生は半年かけて肌着にカンニングの内容を書き写したのだという。 この受験生はカンニングが発覚して一家全員死刑になったという。 今の中国なら一家は3人だが、当時は一家30〜40人、これがことごとく死刑になったとガイドの説明。 一番北側の建物(イー倫堂)からなにやら声が聞こえる。 扉が少し開いているので覗いてみると中高生らしい学生が授業を受けている様子。 現代もなお受験勉強の場所のようだ。 国子監を出て隣の孔廟に入る。 ここも学生票OKだ。 ここは曲阜の孔廟に次ぐ規模だそうな。 庭に元・明・清代の科挙合格者名簿の石碑が並んでいる。 科挙に合格するということはすごいことだったんだなぁ。 孔廟を出るともう4時半。 ヨウ和宮駅から地下鉄に乗り五道口駅で降りる。 ここから清華大学の学食まで歩く。 学食のビールで一息つく。 今日もよく歩いた。 |
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