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2002.11.16 (土) 第238天 くもり |
廬溝橋・抗日戦争記念館参観 |
今日は廬溝橋へ行くつもりだ。 7:35起床、カップヌードルで朝食。 9:00に寮を出て清華西門へ。 ここからバスに乗り北京西駅へ。 ガイドブックによると廬溝橋へ行くバスは六里橋から出ているとある。 地図を見ると北京西駅から六里橋はそう遠くなさそうだ。 歩いていく。 六里橋へ着くがバス停が分からない。 うろうろして、六里橋の橋の下で露店の散髪屋をしているおじさんに訊く。 そこの地下道を通って右に曲がったところだという。 出てみるがバス停はない。 が、小公共汽車が停まっている。 バスのおじさんに廬溝新橋へ行くか?と訊くと行くという。 この小公共汽車に乗る。 このバス、ようやく出発したと思うと、六里橋の回りをぐるりと回る。 途中、道を歩いている人に乗らないかと声を掛ける。 また、元の場所に戻ってくる。 これを2回ほど繰り返して、バスが満員になったところでようやく出発。 時刻は11:40。 おじさんがここが廬溝新橋だと言って降ろしてくれる。 少し先が廬溝新橋、右手に曲がっていくと廬溝旧橋(廬溝橋)だと教えてくれる。 外は曇り空。バスを降りるとてても肌寒い。 川の土手沿いを旧橋に向かって歩く。 15分くらいで廬溝橋へ着く。 学生証を示し学生票を買う。 廬溝橋は今から800年くらい前に造られた橋だ。 元の時代に訪れたマルコ・ポーロもこの橋の美しさを絶賛したという。 この橋は1937年7月7日の廬溝橋事件の現場でもある。 橋の路面は補修されてきれいになっているが、一部従来のままで残されている。 石が大きくすり減ってこの橋の歴史の長さを物語っている。 橋を渡っていると小雨がほんの少しだが降り出した。 初めは雪かと思うほど冷たかった。 橋の向こう側に渡るとおみやげ物の露店がある。 ここを一回りする。 ここで廬溝橋の絵はがきを買う。 沢山ではないが中国人の観光客もいる。 また地元の人だと思われる自転車の人も渡る。 橋を出て抗日戦争記念館に向かう。(1時頃) お腹が空いたので途中で餐館に入る。 ここで水餃を注文。暖かくておいしかった。 最初お客は私一人だったが、あとで一人の女性が入ってくる。 中国人に見えなかったので声を掛けると日本人だという。 話しを聞くとなんと大阪の高槻出身だという。 私は茨木ですと話す。 こんなところで高槻、茨木の話をするとは、、ととても驚いていた。 しばらくすると高校生のグループが店に入ってくる。 私の顔を見て、ハローと声を掛ける。 私は中国語でいいよという。 たばこを吸っている子がいるので、中国では高校生がたばこを吸っていいのか?と訊くといいという。 店を出るとき、記念に彼らの写真を撮らせてもらった。 彼らにはメールで写真を送るつもり。 店を出てさらに北へ歩くと宛平城の城門。 これをくぐり抗日戦争記念館に着く。 学生票を買おうと学生証を出すと、ここではダメだという。 私が年齢で区別するのか?というとそうだと言う。 この服務員によると、79年以前に生まれた人は学生証を持っていてもダメだという。 あきらめて成人票を買う。 ここでは、先の戦争で中国人民が日本軍に対していかに勇敢に戦ったかが展示されている。 愛国教育のよい現場だそうだ。 ちなみに小中学生は入場料無料。 展示場は広くて、ゆっくり見て回りたいところだが、今日は夕方5時に約束がある。 2時半にはこの記念館を出てバス停へ向かう。 バス停から北京西駅行きのバス(309支路線)に乗る。 ということは、行きも六里橋まで行かなくても北京西駅から行けたということだ。 北京西駅からバスを乗り継いで圓明園へ着くと16:30。 いい時刻だ。 清華西門で朝預けた自転車を引きだし、一旦寮へ戻り、待ち合わせの留学生楼3段へ。 今日夕方からは、5段のXXさんと一緒に食事に行くことにしている。 ちょうど5時に3段のロビーにいくと、XXさんと出会う。 また一緒に行くという、私の同班同学のXXXさんとその友人のXXさんも来る。 XXさんが誘っていたのだ。 4人で五道口へ出かける。 五道口の日本料理店、魚太郎へ入る。 こういう居酒屋へ入るのは北京に来て初めてだ。 女性二人はお酒は飲めないということで、サーモン丼と焼き鳥丼。 私とXXさんは生ビールと焼き鳥や揚げ出し豆腐など酒のおつまみ。 XXXさんの友人、XXさんはビリヤードが趣味だということでこの店を出た後、ビリヤードに行く。 私は30年ほど前に一度だけ四つ玉をやったことがあるだけ。 XXさんもけっこう手つきが良い。 XXXさんもなかなか素質がよさそうだ。 というわけで、私がゲームの足を引っ張り続けた。 久しぶり、日本語だけを話す時間を過ごした。 なかなか楽しいひとときだった。 |
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