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中国留学日記
大学紹介 

2002.11.22 (金) 第244天 くもり
北京大学散策
今朝は7時半から浴室修理のおじさんが来ることになっているので早めに起きる。
6時半に起きてカップヌードルで朝食。
7時半にはおじさんが来るのを待っていたのだがなかなか来ない。
おじさんが来たのは私が教室へ出かける直前、7時50分頃だった。

午前の授業から帰ってくると、おじさん二人が部屋で仕事をしている。
「ニーハオ」と挨拶する。
気のよさそうな感じの人だ。
入り口のところでおじさんの一人と話しをする。
おじさんが私に「歳はいくつ」と訊くので「いくつだと思う?」と問い返す。
おじさんは私の顔を見て最初「28歳」と答える。
「ちがう」というと今度は「35歳」と答える。
当たりそうもないので「50歳」と答えるとすごく驚く。
おじさんに年齢を訊くと32歳だという。
32歳で二人の子供がいて、上の子はもう12歳だという。
「結婚が早かったんだ」とおじさんはいう。

浴室で脚立に乗って仕事をしているおじさんも話しに加わる。
「中国に来てどれくらいになる?」
「何を勉強している?」
「日本では何をしていたの?」
「日本では生活費はどれくらいかかるの?」
「留学生寮での生活費は?」
「DVDプレーヤを持っているの?」
「DVDプレーヤはどれくらいの値段?」、、、、、、

彼らは北京から300km余り離れた河北省の農村から仕事をしに来ているという。
中国では都市と農村の格差がひどいんだという。
よく聞く話しだ。うんうんと相づちを打つ。
おじさん達はこうして中国人とおしゃべりをするのが中国語の上達にいいんだと言ってくれる。
話しが長くなっておじさん達の仕事に差し支えそうな気がしたので適当なところで切り上げる。
いつ修理が終わるの?と訊くと昼頃という。

今日の午後は汎読の老師の案内で北京大学巡り。
11時40分に留学生楼3段の入り口に集合して北大に行くことにしている。
私は早めに出かけて3段のロビーで待つ。
XXさん、XXXさん、韓国人女学生二人、ハンガリーの若者。
3段から一緒に行く人は揃った。
自転車に乗り北大東門に向かう。

12時少し前に到着。
東門には美国人、韓国人女学生がすでに来ていた。
老師が現れ、韓国人のおじさんが現れ、これで全部。
学生9名+老師1名=総勢10名

老師の案内で最初に老師の研究室へ行く。
老師は心理学専攻だ。
老師は授業のたびに私たちの心理状態を観察しているそうな。
研究室には一人の男子学生がいた。
皆が彼に挨拶をする。
彼女の研究室はとてもきれいで清潔。
パソコンなどが置いてあってけっこう広い。

研究室を出て北大の食堂(餐庁)へ行く。
ここは食堂の3階にあり、清華と同じで服務員のいる餐庁だ。
メニューの見本がショーケースに陳列してある。
テーブルに座り、各国代表一人ずつがメニューを注文ということで、韓国人、日本人、美国人、ハンガリー人がショーケースを見に行き注文。
この食堂には入り口の所にチャイナドレスをきた小姐なども居て、清華の方が負けている感じ。

韓国のおじさんと私はビールも飲んでゆっくり食事。
ここで一つ気が付いたのだが、ハンガリーの若者は肉を食べていない。
彼に肉を食べないの?と訊くと食べないという。
食べるのは野菜とか魚、たまご、豆腐などだという。
ベジタリアンを実践しているようだ。

1時半、食事を終えて北大の北へ向かう。
今日も天気は曇り空。
とても肌寒い。
博塔のそばを通り未名湖へ。
この池もほとんど凍っている。
池をぐるりと回って考古学博物館の前を通って北大正門(西門)へ。
ここから少し南に下がり、それから東に向かって老師の研究棟まで戻る。
ちょうど時刻は3時。
老師にお礼を言って別れる。

寮に帰ったあと、一人で銀行へ。
そろそろ飛行機の切符を予約しないといけない。
軍資金が必要だ。
銀行に寄ったついでに中関村でCD−Rを購入。

夜はHSK補導班。
週末のせいか、学生の数が少ないようだ。
今日は聴力と総合填空。
テープを聞きながら問題をやって行くが半分も正解がない。
焦る。

補導班の帰り、新水340教室へ行く。
いつものおじさんに声を掛けて一局。
2子置きで今日も負け。

部屋に帰ると扉のノブに何か掛けてある。
XXXさんが手巻き寿司を作ったと言うことで差し入れしてくれていた。
とてもうれしい。早速お礼の電話を入れる。
明日は早起きして出かけたいと思っている。
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