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中国留学日記
大学紹介 

2002.11.23 (土) 第245天 晴れ
明十三陵見学
10:20 徳勝門
↓(345支路公共汽車、終点まで)
11:20昌平東関
12:15(乗り換え)
↓(314路公共汽車、長陵行き)
12:45定陵道口下車
↓(歩き)
定陵
↓(小面包車)
長陵
15:40(314路公共汽車m、終点まで)

16:15昌平東関
16:20(乗り換え)
↓(345支路公共汽車、終点まで)
17:25徳勝門
今朝は8:10起床。
今日は明の十三陵へ行くつもり。
少し出遅れ。

昨日頂いた手巻き寿司で朝食。
久しぶりに食べる手巻き寿司、かにかま、キュウリ、野菜、マヨネーズ、海苔。
おいしい!! あ〜〜日本の味だ!!
半分だけ食べて残りはお昼に食べるつもり。

9時過ぎ寮を出発して五道口駅へ。
五道口の駐輪場でブレーキを掛けたら前輪のブレーキワイヤが切れた。
まだ買って8ヶ月だというのにナニコレ!?

地下鉄に乗り西直門経由で積水潭駅へ。
ここから徳勝門まで歩く。
ここは夏に家族が北京に来たとき八達嶺長城へ行くバスに乗ったところだ。
ガイドブックによるとここから明十三陵直通の小公共汽車が出ているはずだ。
それらしいバスが見あたらない。
うろうろしているとおじさんがどこへ行く?と声を掛けてくる。
十三陵へ行きたいというと車があるからついて来いという。
いくらする?と訊くと180元だという。
私は公共汽車で行くからと断る。

バスの切符売り場で尋ねると十三陵行きのバスは徳勝門からは出てない、八達嶺長城行きだけだという素っ気ない返事。
もう一度ガイドブックを見ると、345路バスで昌平まで行きそこから十三陵行きバスへ乗り換える方法も書いてある。
通りのバス停の方を見てみると「345支」と書いたバスがあるある。
「345」と「345支」の違いがよく分からないがとにかく行けば何とかなると思いこのバスに乗る。

10:20、345支バスが出発。
このバス、高速道路を通り飛ばす。
11:20には終点の昌平東関に到着。
ここのバス停の看板を見ていると十三陵行きのバスがあった。
待っているおじさんに訊くとバスは有ることはあるが30分に1本くらいじゃないか、次は12時くらいの出発だという。

まだ20分以上ある。
この間にトイレに行っとこうとトイレの場所を聞くと、この道を150mくらい行ったところだという。
トイレを探して進む。
それらしいのが見つからないうちにだんだんと町外れになり十字路にさしかかる。
左に折れて進んでみるが見あたらない。
散歩中の年寄り夫婦にトイレの場所はどこ?と訊いてみる。
おじいさんは私に大きい方か小さい方か?と訊く。
私が小さい方だ、と答えるとそれならこの生け垣の中でやればいいよという。
いくらなんでも私も気が引けた。
また引き返し、今度は若い人に尋ねるとそこまで案内してくれた。
私が通り過ぎてきたところだが、少し中に入らないといけない。

すっきりしたところでバス停に戻りバスを待つ。
12時になってもバスは来ない。
12:15やっと314路のバスが現れる。
このバスで定陵道口まで約30分。
バスを降りて看板に従って定陵を目指して歩く

約2kmある。
のどかな農村風景という感じ。
日差しがあり風がないので気持ちよい。
20分ほど歩いて定陵へ着く。

入場券売場で学生証を出し「学生票1張」という。
おばさんは私の学生証の生年月日を確認してダメだという。
私が年齢で差別するのか?と言っても取り合ってくれない。
仕方なく成人票を買う。
入場する前に定陵の入り口脇に腰を下ろし持ってきた手巻き寿司を食べる。

定陵地下宮殿が見物だ。
真っ先に地下宮殿に向かう。
観光客は日本人の他、外人さんも多い。
明楼へ登る。
ここから眺める景色はすばらしい。
14:30定陵を出る。

歩いて長陵まで行くつもりだったが、おばさんに声を掛けられる。
長陵まで10元だという。
私は5元という。
8元で妥協。
おばさんの運転する小面包車で長陵へ。
おばさんはこの近くの村に住んでいる。
この商売はまあまあだという。
おばさんは待っているから長陵のあと昭陵へ行かないかという。
長陵から昭陵までは10元だという。
私は断る。

長陵の入場券売場では学生票が買えた。
ここも日本人や外人さんが多い。
リン恩殿、明楼と一通り回る。
帰り、入り口近くの売店を覗く。
おばさんが声を掛けてくる。
このおばさん日本語も少し出来るようだ。
日本語で話してくるので中国語でいいよと言う。
おじさんも二人いる。
一人はガラス瓶の内側に絵を描くおじさん。
もう一人は名前を絵文字にして描いてくれるおじさん。
この3人としばらく話しをする。

私はガラス瓶の内側に絵を描いたのが気に入った。
ここのガラス瓶は全ておじさんが描いたそうだ。
子供の土産にしようという気になる。
おじさんは瓶の内側に名前を書いてくれると言う。
その気になって二人の子供の名前をそれぞれ書いてもらう。
おみやげに悩んでいたが一つ出来た。

ここでおばさんに他の陵は公開していないの?と尋ねると、定陵、長陵の他は昭陵を公開しているが見るほどのものでもない、と小声で教えてくれる。
それならとこれで帰ることにする。(15:30ころ)
おばさんに訊くと314路のバスが門を出た右側から出るという。
門を出るとちょうどバスが来た。
このバスで昌平東関まで行き、そこから345支路バスに乗り換え徳勝門へ。
帰りのバスは共に座れた。
疲れてしまってほとんど居眠りをしているうちに徳勝門に着いた。(17:25)
外はもう暗い。
積水潭駅まで歩きそこから地下鉄で五道口駅まで。
五道口で自転車を出し帰る。
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