ホーム | プロフィール | 留学準備 | お父さんの 中国留学日記 |
大学紹介 |
2002.8.25(日) 第155天 晴れ |
東北旅遊(第5日、扎蘭屯(ジャーラントン)→チチハル) 扎蘭屯は五一節の内蒙古旅行で知り合った学生の故郷。 ここで彼女と劇的な再会(自分で言うのもなんですが、、、) |
9:45中国人宅近くのバス亭 ↓(小公共汽車) 10:00扎蘭屯駅 10:45 ↓(輪タク) 10:55吊橋公園 12:30昼食 13:00吊橋公園 ↓(輪タク) 13:10扎蘭屯駅 15:20扎蘭屯駅発 ↓(列車) 19:10チチハル着 |
7:00起床。 昨日はいささか飲み過ぎた。 今朝は少し二日酔い気味。 奥さんはすでに起きて食事の用意をしているようだ。 私も起き出して顔を洗わせてもらおうと外に出ると突然犬に吠えられた。 玄関先に大きな黒い犬が2頭つながれている。 昨日真っ暗な中トイレに行ったときには吠えられなかったので気が付かなかった。 ということは犬もにおいではなく姿かたちで見分けているということか? 外で顔を洗うつもりが、奥に招かれて洗面器に水を注ぎ、それにお湯を足してくれた。 そのあと食事の準備が出来るまで、部屋でご主人とまたいろいろお話し。 食事の準備ができ家族3人と私で食事を始める。 中国では客のお茶を切らさないようにするのがマナーなのか、私のコップのお茶がなくなるとすぐに注いでくれる。 食事が終わり、荷物も片づけ、トイレも済ませおいとまする。 出発の前に玄関先で写真を撮らせてもらう。 門のところで奥さんにお礼を言い別れる。 ご主人は私を近くの妹さんの家へ連れていくという。 子供も一緒に行く。 学校はもう始まっているが、今日は日曜日で学校は休みだ。 妹さんの家へ行くと妹さんが「ようこそいらっしゃいました」と日本語で迎えてくれた。 妹さんの家はご主人と女の子の3人家族。 部屋に入り旦那さんを紹介され、お茶をごちそうになる。 妹さんは特に日本語を勉強しているということではなく、兄さんの影響で少し日本語を覚えているだけだという。 妹さんの家を出てバス停まで行く。 送ってくれなくてもいいというのに扎蘭屯の駅まで送るという。 子供はここで家に帰った。 9:45小公共汽車が来て乗り込む。 10:00には扎蘭屯駅に到着。 ご主人はこのあと近くのお母さんの家へ行くということでここで別れた。 私は駅でチチハル行きの列車の時刻を確かめ切符を買う。 15:20発チチハル行き。 約4時間で着く。 そのあと荷物を預け身軽になったところで公衆電話を探す。 実は扎蘭屯は五一節の内蒙古旅行の帰りの列車で知り合った学生、XXさんの故郷だ。(→5月5日の日記を見て下さい。) 今夏休みでこの街にいる。 旅行に出る前に電話では扎蘭屯には寄らないつもりだと彼女には話した。 でもせっかくだからどんな街か見ておきたいと思い途中下車したのだ。 駅前の電話亭を見つけ中に入り電話のかけ方を訊く。 手帳のメモを見せて「ここに掛けたいんだけど市内はこの番号だけでいいの?」と。 すると電話亭のおばさんが「今掛けてもXXはいないよ。」と言う。 「彼女を知っているの?」と訊くと、なんと自分の娘だという。 本当にびっくりした。 世の中こんなことがあるんだ!! 彼女は今友人の家に行っているという。 私はお母さんに、こうこうこういうわけで知り合ったと自己紹介をした。 また、午後3時の列車でチチハルへ向かうことも話した。 お母さんもびっくりしたと思う。 お母さんが連絡を取ってみてくれるという。 確約は出来ないけれど午後2時にまたここにおいでという。 話しをしているときにアイスキャンディをごちそうになる。 昼過ぎまでお母さんが教えてくれた近くの吊橋公園へ行くことにする。 輪タクで10分もかからない。11時前に到着。 案内図がないので全容が分からないが吊橋公園はとても広い公園のようだ。 公園の中に入るとビデオを写しているところがある(と最初思った)。 よく見ると屋外にカラオケセットを持ち出してカラオケ屋を営業しているのだ。 こんな店が公園のあちこちにありカラオケの音楽と下手な歌が聞こえる。 森の木陰からリスが出てきたりする。 また池がありボートを楽しむ人たちもいる。 12:30吊橋公園を出る。 近くの食堂で昼食。 そこから輪タクに乗り駅へ。 駅へ着き少し早いが13:30ころ、電話亭を覗くが彼女の姿は見えない。 電話亭にいる女性も別の人に替わっている。 また付近をぶらつき14:00に行ってみるがいない。 今度は近くの木陰で待つ。 14:30を過ぎても現れないので彼女は来ないものと理解し、彼女のお母さん宛にお礼の手紙を書く。 手荷物を引き出し、昨日買ったロシア人形の一つを持って電話亭へ行き、そこのおばさんに事情を話すと、2時過ぎにお母さんから電話があり、娘は忙しくて行けないという電話があったという。 明日お母さんに手紙と人形を渡してくれるようにお願いする。 駅舎に戻る。 列に並んで改札を待っていると突然呼びかけられた。 彼女が来てくれたのだ。 時刻は15:00。 劇的な再会!! 彼女は扎蘭屯の特産だというシャーグオ(りんごの一種)を袋一杯持ってきてくれた。 15:20分の発車でもうじき改札が始まる。 列から離れて一緒に写真を撮ってもらう。 改札が始まりほとんど話しをする時間がなかった。 これまでどこそこに行き、これからどこそこに行くつもりだ。 またメールを出すからね、というようなこと。 彼女は9月5日まで扎蘭屯にいて、そのあと大学へ戻るという。 ホームに出ると時刻は15:20。 列車の入り口にはそれぞれ20人ずつくらい人だかりがしている。 走って列車の前の方へ行くとぽっかり一つ入り口が空いているところがある。 そこから乗り込む。 幸運にも座ることができた。 最初混んでいるかと思っていたが、皆それなりに座れたようだ。 途中の駅で降りる人、乗る人、けっこう人が入れ替わる。 19:10チチハル駅に到着。 いつもの宿の斡旋のおばさんがやってくる。 おばさん:30元、私:20元、間を取って25元/1泊ということになった。 宿は決まった。 シンミャオ旅店。 また一旦宿を出て駅前まで行きハルピン行きの切符を購入する。 明日はチチハルにもう1泊して、あさっての朝一番にハルピンに出発することにした。 駅を出たところで食堂の呼び込みに誘われて入る。 ここで夕食。 私が日本人だと分かると、日本語が話せるというおじさん(店の人)がやってきて私の前に座り話しをする。 話せると言っても片言のようだ。 夕食後網バー(ワンバー)を見つけて入る。 日本語が使えずホットメールにたどり着けない。 2軒目もだめ。 今日のメールチェックはあきらめた。 外に出ると雨が降り出している。 急いで宿へ帰る。 もう22:30。 シャワーを浴び、彼女にもらったシャーグオを食べる。 23:30就寝。 |
戻る 次へ |